広報担当官によると、調査の結果は後日公表され、国内移動通信業者に対して然るべき指示や勧告が出されるという。同省は、この調査を通じて問題解決につながれば、と期待を表明している。この12カ月で5Gサービスの品質について2000件を超える苦情が同省に寄せられたという。
先週、韓国の社会団体「連帯と民主主義運動」は、国内移動通信業者が5Gサービスの広告で誤った情報を提供し消費者を混乱させているとして、3社を相手取り訴訟を起こした。
この訴えを受けた通信業者は、5Gの通信速度とカバー域は地域によって異なると主張。また新型コロナの影響で5G機器が設置してある多くの建物が立入り不可となり、メンテナンスができていないことから、データ転送速度を一部制限せざるを得なかったと説明した。
第5世代移動通信システム、通称5Gは前世代のLTEよりも高い周波数帯を用い、高速大容量のデータ転送を可能にする。5Gの転送速度は理論値として25Gbpsに達する。