去年4月8日に就任した金錬鉄氏は、17日に南北関係悪化の責任を取るとして辞意を表明していた。
南北関係は、韓国側から北朝鮮の体制を批判するビラが散布されたのを受けて悪化した。
6月16日、南北国境に近く、北朝鮮ケソンにある南北連絡事務所の爆破が明らかになった。北朝鮮による非武装地帯への軍隊配備計画が発表された直後の出来事だった。韓国統一部長官は、北朝鮮はこの爆破を以前から計画しており、表立って告知していたとコメント。爆破の数日前、北朝鮮最高指導者の実妹である金与正(キム・ヨジョン)は連絡事務所を「無用」と称していた。