ゼレンスカヤ大統領夫人は感染確認後、外来で措置を受けていたが、肺炎が両方の肺に広がったことから緊急入院となった。ゼレンスキー大統領は夫人の感染確認後、自主隔離に入りオンラインで職務にあたっている。
ゼレンスカヤ大統領夫人の感染報道を受けてロシア大統領府のドミトリー・ペスコフ報道官は国営放送「第1チャンネル」の番組に出演した中で、「ゼレンスカヤ夫人の回復を心から願う」とエールを送った。
キエフ州のボロディン州知事によれば、首都では発病率が上昇し、検疫体制強化が必要とされる水準に近付きつつある。ウクライナでは人口10万人当たりの新規感染者数を12人以下に抑えることが課題となっており、感染の拡大を受けて規制の再強化に踏み切るかの瀬戸際にある。
社会康尾センターのデータによれば、ウクライナでは5月18日から6月18日の間にかけて発病率が80パーセントも上昇している。
保健省の最新データによれば、ウクライナではこれまで3万5825人が新型コロナウイルスに感染し、そのうち994人の死亡が確認された。現時点で1万6406人が回復している。
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