トランプ大統領は「これは国家反逆罪だ。私は前から言っている。彼らはこちらの選挙運動をスパイし、盗聴していたと」「私の言ったことが正しいと分かった」と述べた。
トランプ氏はこれまで何度も、前回の選挙運動中にスパイされていたと発言。2017年には電話の盗聴について言及した。また上院に対し、オバマ政権のこのような偵察行為は職権乱用に当たらないか調査を求めた。
トランプ氏は2018年、トランプ陣営にFBIの情報提供者が送られた件について米法務省に確認を要請するつもりであると発言。また特務機関や官庁の職員に対し、オバマ政府から偵察行為の「依頼あるいは要求」を受けたかどうか知りたい、と補足した。
このほかトランプ大統領は何度となくオバマ前大統領の指導体制を批判してきた。オバマ氏の対ロシア政策は「愚か」であり、両国関係は前例がないほど低い水準にまで落ち込んだと非難している。またロシアの超音速ミサイル開発について、オバマ政権にも同様の計画があるとロシア側が知ったことに起因するとトランプ大統領は主張している。