この研究開発は米国エバンストン市の西北大学の研究者らが行った。
光に当たるとこの薄い膜の材料はまるで生きているように、補助的な設備や水力、電力なしで、表面にそってくねったり、回転したり、這ったりする。
これらの素材は青い光に反応するが、この光は素材を親水性(水を引き付ける)から疎水性(反発)に変化させる。こうして素材は動き、伸縮し、そして「生き」ているような動作を見せる。青色の光をオフにすると、逆方向に拡張しはじめる。
光を操作することで、素材の動きに方向性を持たせることができるが、これは光が照らし出される方向へ屈曲が生じるため。
研究者らは、「ロボット素材」は、医療やエネルギー、環境再生といった分野で多くの課題を達成することができると期待している。
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