インディペンデント紙の報道によると、アイルランドでロックダウンが始まった後、ギネス社は1916年以来初めてビールの生産量を最低水準まで削減することになった。
また同社はコロナの影響で営業停止となったバーやパブから数百万リットルのエールやスタウトなどのビールを回収し、モミの木などの肥料に使用した。
ギネス社の生産責任者アイダン・クロウ氏は、いずれにせよロックダウンによってバーやパブはビールを売ることができず、無駄になってしまったと思われるため、加工したビールを肥料に使用したと説明した。
なおクロウ氏は、回収したビールの正確な量に関する質問には答えることができず、その計算を始めたら悲しくなって泣き出してしまうだろうと語ったが、その数は数十万樽に上るとし、今も回収が続けられていると指摘した。