ヒマラヤ地域の一部係争地を中国が確保したとされる中、24日、インドは当地での軍事活動を活発化させた。現在、インド側は同地域で十分な軍事的プレゼンスを展開している。
インド軍の情報筋を引用しAFP通信が報じたところによれば、中国軍はガルワン渓谷の出入り口付近数平方キロメートルの領域の確保を続けている。同地域では6月15日に過去53年で最大規模の両国による軍事衝突が発生した。
24日、中国外務省の趙立堅報道官は、インド側に対し、過去の2国間の合意を遵守し、国境地帯に平和と安定を取り戻すことを呼びかけたと言う。
中国は現在、ガルワン渓谷を自国領と主張しているが、インドはこれを受け入れていない。