白人俳優マイク・ヘンリーさんが別のアニメ番組「ファミリー・ガイ」で黒人キャラクターを降りたことから、今回の判断にいたったという。
マイク・ヘンリーさんはツイッターで「私にとって20年にわたりファミリー・ガイのクリーブランド役を務めたことは光栄だった。この役が好きだが、役者は各自の人種の役を演じるべきである。この役を降りる」と綴った。
It’s been an honor to play Cleveland on Family Guy for 20 years. I love this character, but persons of color should play characters of color. Therefore, I will be stepping down from the role. pic.twitter.com/FmKasWITKT
— Mike Henry (@mikehenrybro) June 26, 2020
米国の反人種差別運動は映画産業にも影響
黒人男性ジョージ・フロイドさん死亡事件をきっかけに大きくなった人種差別および警察の暴力に抗議する運動は、テレビや映画業界にも影響を与えている。動画配信サービス「HBO Max」は「風と共に去りぬ」の配信再開にあたり、歴史的背景を説明する動画2本を添付した。
他にも複数のオンラインシネマにおいて、いわゆる「ブラックフェイス」と呼ばれる白人が黒人メイクを施す手法が用いられている場合、人気シリーズが配信停止となった。