治安当局の発表によると、抗議活動の参加者らは道路を閉鎖し、シュプレヒコールを繰り返すなどして治安を乱したことから53人を拘束した。
警察は散会するよう命じたものの、参加者らは命令に応じず、集会を続けていたという。
#HKPolice pepper sprays the press in Mong Kok. #NationalSecurityLaw in effect. No footage allowed.#StandWithHongKong #HongKongProtests pic.twitter.com/M0AjIYEFLr
— woppa 🎗😷 (@Woppa1Woppa) June 28, 2020
一部の抗議活動参加者らは警察を追い払おうとしたことから、警察は催涙ガスの使用に踏み切った模様。
06.28.2020 Mongkok pic.twitter.com/Rn8dxZWLeR
— eauxoxo (@eauxoxo) June 29, 2020
香港でいま何が
中国の全人代(全国人民代表大会)で「香港特別行政区における国家安全保障のための法制度および執行制度の設立および改善に関する決定」法案が審議されたことをめぐり、香港の反政府勢力や欧米諸国から強い不満の声が上がっている。
香港国家安全法案には分離主義的活動の禁止が盛り込まれている。消息筋によれば法案は、中央政府の転覆を図るいかなる種類の煽動行為も、テロ行為、国外からの干渉も禁じている。昨日27日、米国のマイク・ポンペオ国務長官は米議会に対し、1997年の中国返還の際には適用されていた香港の自治権は、現在はすでにないと報告した。