この禁止アプリのリストには「インドの主権や領土保全、防衛能力、国家の安全、社会的秩序に害を与える」アプリが含まれている。禁止対象となったアプリは主に中国で開発されたもので、モバイル端末と他のデバイスの両方でブロックされることになる。
禁止アプリのリストに入っているのは、中国の動画コミュニティアプリ「Kwai」、地図アプリの「Baidu map」、ゲームアプリ「Clash of Kings」や「Mobile Legends」、Xiaomi提供のアプリ「Mi Community」、通販アプリ「Club Factory」、ニュースアプリ「UC News」、SNSの「Weibo」、音楽配信アプリ「QQ Music」など。
インド政府のこのような措置は、中国とインドの間で緊張が高まっていることに対する対策としてとられている。
今月15日から16日にかけての深夜、ラダック地方ガルワン渓谷付近でインド軍と中国軍が衝突した。インド側の情報によると、同国の兵士ら少なくとも20人が死亡、76人が負傷したほ、中国の兵士およそ45人が死傷した。