男は、香港独立と書かれた旗を所持していた疑いで逮捕された。
#BREAKING: A man was arrested for holding a #HKIndependence flag in #CausewayBay, Hong Kong, violating the #NationalSecurityLaw. This is the first arrest made since the law has come into force. pic.twitter.com/C0ezm3SGDm
— Hong Kong Police Force (@hkpoliceforce) July 1, 2020
中国の全国人民代表大会常務委員会は30日、香港 における扇動、テロ行為、政権転覆、外部勢力の干渉などの国家権力に対する脅威を防ぐための「香港国家安全維持法」を全会一致で可決した。
政権転覆や国家分裂、テロ活動、外国勢力と結託して国家安全に危害を加える行為は犯罪行為と規定され、最高刑は終身刑となる。
香港でいま何が
中国の全人代(全国人民代表大会)で「香港特別行政区における国家安全保障のための法制度および執行制度の設立および改善に関する決定」法案が審議されたことをめぐり、香港の反政府勢力や欧米諸国から強い不満の声が上がっている。
香港国家安全法案には分離主義的活動の禁止が盛り込まれている。消息筋によれば法案は、中央政府の転覆を図るいかなる種類の煽動行為も、テロ行為、国外からの干渉も禁じている。昨日27日、米国のマイク・ポンペオ国務長官は米議会に対し、1997年の中国返還の際には適用されていた香港の自治権は、現在はすでにないと報告した。
5月末、日本やその他の一連の国々は、中国が同法の策定を決定したことを憂慮する声明を表した。香港では同法の採択に反対する市民ら数千人が抗議デモを行った。
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