プーチン大統領は「制裁がシリアに及ぼす圧力を考慮すると、我われはシリアを支援するために力を集結し、措置を講じる必要がある」と述べた。
またプーチン氏は、シリアに関するすべての決定が実現されたわけではないが、ロシアとトルコの努力が顕著な結果をもたらしていると指摘した。
トランプ米大統領は2019年12月、対シリア制裁法に署名した。同法は「シーザー法」と呼ばれた。シーザー法は6月1日に発効、シリア経済のほぼすべての分野に影響を及ぼす制限が含まれている。
6月17日に制裁対象が拡大され、シリアのアサド大統領のアスマ夫人や大統領の姉ブシュラさんなど14個人と21団体が新たに制裁対象に指定された。