新法は今秋から効力が発行される予定。ドイツのクリスティーネ・ランブレヒト法務大臣によれば、この種の画像は個人の権利を侵害するだけでなく、性的自己決定権も侵害するという。
同法務大臣は、「女性のスカートまたはネックライン内を撮影することは、恥知らずな女性の私的領域の侵害である」と強調。報道によれば、以前、こうした画像は、行政上の法律違反と考えられ、違反にはわずかな罰金が科せられるだけだったという。
今後は、違反には罰金または2年未満の懲役が科せられる。「撮影される個人の権利保護の改善」に関する法律はまた、事件の犠牲者を撮影した人物についても言及している。
ランブレヒト法務大臣は、「センセーショナルな事件への単純な欲望から重症者や犠牲者を撮影した者は、あらゆる人間の良識に反する」と強調。これまでは、撮影についての刑法上の権利は、不幸な事件の生存者にのみ適用されていたが、今後、この立法上の余白は埋められることとなる。