九州豪雨 57人死亡 2人心肺停止 17人行方不明

© AFP 2023 / Kazuhiro Nogi

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九州を襲った記録的な大雨では、これまでに熊本県を中心に57人が死亡し、2人が心肺停止、17人が行方不明となっている。警察や消防、自衛隊などが8日も捜索を続けている。NHKが報じた。

熊本県球磨村の特別養護老人ホーム「千寿園」では増水した川の水につかり、14人が死亡した。球磨村ではほかに3人が亡くなり、村内の死者は17人に達している。

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また、山鹿市では水没した車から80代の男女が遺体で確認された。このほか人吉市で18人、芦北町で10人、八代市で4人、津奈木町で1人が死亡した。さらに豪雨で流されたとみられる2人が海で見つかった。熊本県内で死亡した人は、54人に達している。

また、球磨村と八代市の合わせて2人が心肺停止となっている。

行方不明者は熊本県で10人、その他の県で7人に達している。

福岡県大牟田市では浸水した住宅の中で高齢の女性が見つかり、その後、死亡が確認されたほか、84歳の男性の死亡も確認されている。

また、静岡県川根本町では6日、停電の復旧作業にあたっていた作業員が、大雨の影響で倒れた木を撤去していた際に、木に当たって死亡した。これにより今回の豪雨による死者は全国で57人に達している。

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