複数の情報源によると、米国の1日の新型コロナ死者は約1000人。
7日(火)カリフォルニア、ハワイ、アイダホ、ミズーリ、モンタナ、オクラホマ、テキサスの各州で新規感染者の最多数を更新した。そのうち大規模州であるテキサスとカリフォルニアの増加率が大きく、それぞれ1日に1万人以上が新規に感染した。
さらに24州では1週間の感染率が驚くほど高くなっている。
最も深刻な状況にあるのがフロリダ州で、集中治療室の病床不足が現実化しており、病床の8割以上がすでに埋まっているという。
ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は、トランプ米大統領の態度が影響し米市民はコロナウイルスを真剣に受け止めていないとして、同大統領を批判している。トランプ大統領は、COVID-19症例の99%は「完全に無害」であり、米国の死亡率は世界で最も低いとの考えを示している。
米国ではまた、COVID-19罹患経験者の免疫により、抗コロナワクチンの実用が開始される頃までにパンデミックは収束すると考えられている。
一方スペインでは、Worldmeter統計によると感染者数は30万人に近づいた。COVID-19の抗体を持つのは国民の5.2%に過ぎず、しかも抗体はできてから数週間も経つと消えるケースも確認されている。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
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