「私はいつだって自分のすることの全てに心から愛情を注いできました。ですが状況はゆっくりと私の信念を壊していき、どうしても克服できない壁を築きました。こうして意識に至ったのです。これはもう終わりだという。」
ソツコワさんは失敗が続いた時、戦いたい気持ちは残ったが、その可能性が失われたと書いている。
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「苦悩を味わった後、健康に問題が出てきました。これが最終的に私にとっての苦渋の決断を迫ったのです。」
ソツコワさんは、2018年の平昌五輪の後、不振のシーズンが続いたものの、どんな困難も克服できると信じていたと打ち明けている。
「いくつかのファクターが出てきました。これは私の意思を揺さぶることは決してありませんでしたが、必死の願いにも拘らず、戦うことも許してはくれませんでした。心理学者らと長期の複雑な作業を行ってもしかるべく形での効果は表れなかったのです。」
「心が張り裂けそうです。私に心血を注いでくれた人たち、信念、時間、愛を注いでくれた人たちのことを、今、目に涙をためて思い起こしています。そしてこれからもずっと忘れはしません。」
ソツコワさんの最高の成績は2017年のグランプリシリーズ(GP)・ファイナルの名古屋大会での銀メダル。この時、ソツコワさんは金メダルを同じロシアのアリーナ・ザギトワ選手に譲っている。
ソツコワさんはGPでは3度入賞し、ロシア選手権では2017年に銅を、2018年には銀を勝ち取っている。
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