先日、ロシア航空宇宙軍司令官のセルゲイ・スロヴィキン上級大将は「プロメテーイ」が初代の対宇宙防衛システムになると発言していた。
フォークス誌は、「複合体の射程距離は600キロであることから、想定では小惑星他の天体からの防衛に用いることも可能」と指摘している。
世界兵器取引分析センターのイーゴリ・コロチェンコ所長は、「プロメテーイ」は地球に近い宇宙空間、大気圏のいかなる標的も殲滅が可能であり、しかもいかなる方向にも迅速に反応して展開することができると語っている。
「プロメテーイ」は弾道ミサイルのみならず、航空機、ヘリコプターなどの飛行物体も巡航ミサイルも迎撃することができる。