同サイトによれば、新型コロナウイルスのパンデミックから紀平選手は日本からカナダに出発することができないため、彼女はオーサーコーチと協同する考えを断念したという。現在も国境が閉鎖されていることから、入国できるのは外交官に限定される。
また、国際航空線の運航再開後も紀平選手はオーサーコーチのもとへ向かう予定はない見込みだ。
この間、紀平梨花選手はカナダのブライアン・オーサーコーチと協力関係を結ぶ交渉が行われたと報じられていた。同コーチは彼女の第2コーチとなる予定だったが、メインコーチはこれまで通り浜田美栄氏が務めるとされていた。
ロシアのフィギュアスケーター、エフゲニア・メドベージェワ選手もトレーニングのためにカナダに出発することができなかった。
国境が開かれるまで同選手はロシア人コーチのエレーナ・ブヤノワ氏のもとでトレーニングに励むこととなる。