防衛相、南鳥島視察 中国の太平洋進出を警戒

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河野太郎防衛相は11日、日本最東端の南鳥島(東京都小笠原村)を救難飛行艇「US2」で訪問し、海上自衛隊員の活動状況を視察した。記者団に「中国の艦艇や飛行機が活発に進出してくる中で、太平洋の安全保障を真剣に考えなければならない」と強調した。

南鳥島は本州から約1800キロ離れた約1・5平方キロの島で、海自は航空派遣隊十数人を置いている。河野氏は周辺にレアアース(希土類)の海底資源があることに触れ「日本の権益をしっかり守るための拠点として非常に重要だ」と述べた。視察には山村浩海上幕僚長が同行した。

防衛相の南鳥島訪問は2014年の小野寺五典氏以来となる。

(c)KYODONEWS

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