上級監督者のアリク・マクワーター氏は、不発弾について「激しく損傷しており、不安定な状態だった。別の場所に安全に移動することはできなかった」と説明した。
不発弾の長さは約1メートル、重さは45キロで、1998年に閉鎖された啓徳空港の跡地で16日に発見された。危険区域から2300人が避難し、最寄りの地下鉄駅も閉鎖された。
マクワーター氏は「処理班は一晩中、不発弾の処理作業を行った。悪天候だったが、無事に処理を完了した」と語った。
香港ではこれまでにも米国製の大きな不発弾が何度も見つかり、処理されている。これらの不発弾は、1941年12月から1945年の日本占領時期に投下されたもの。