訓練には第5管区海上保安本部やフェリー会社の社員など約70人が参加した。訓練は、大阪湾を航行中のフェリー「ひびき」で新型コロナウイルスの感染が疑われる患者が出たとの想定で行われた。
NHKによると、まず防護服に身を包んだ保健所の医師が海上保安署の巡視艇からフェリーに乗り移って船室で問診を行い、フェリーの乗組員や海上保安官に新型コロナウイルス感染の疑いがあることを伝え、海上保安官が患者を担架に乗せて巡視艇で岸壁まで搬送した。
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— MBSニュース (@mbs_news) July 20, 2020
日本は、大型客船内での新型コロナ集団感染という事態の発生に最初に直面した国の1つ。大型客船ダイヤモンド・プリンセスで新型コロナの集団感染が発生、ダイヤモンド・プリンセスは2月から3月にかけて横浜港で検疫下に置かれた。乗員乗客のうち700人以上が感染し、13人が死亡した。