研究者たちは、すべての参加者に特別な「接触追跡装置」と蛍光の消毒剤を提供し、大勢の人が集まるイベントでウイルスの拡散を防ぐために何ができるかを調査する。
コンサートは8月22日にライプツィヒの屋内スタジアムで開催される。
「接触追跡装置」はマッチ箱ほどの大きさで、観客が首からぶら下げ、観客の動きや他人との距離に関する信号を5秒ごとに送信する。
またコンサート終了後、ウイルスが手のどこの表面に最もつきやすく、感染しやすいのかを判断するため、すべての参加者には蛍光の消毒剤で手を消毒することが求められる。研究者らは、これに紫外線を使用する計画。
また研究者らは、スモークマシンとエアロゾルを使ってウイルスが広がる様子を視覚化することも考えている。研究者たちは、コンピューター生成モデルに基づいて可能なパターンを事前に予測しようとしている。
実験の主催者によると、この実験は秋に大規模な文化イベントやスポーツイベントを開催することの安全性を理解することを目的としているという。
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