新郎のアレクサンダー・クレーンさんと新婦のカミラ・エイリュードさんは挙式を決意し、日どりを決めて、準備を開始した。ところがコロナウイルスのパンデミックが大きく水を差した。新郎はスウェーデンに、新婦はノルウェーにいて国境は閉鎖されている。さぁ、どうしよう。なんとしても吉日の延期をしたくなかったふたりが思いついたのは、国境をまたいだ結婚式だった。
The pandemic has complicated the lives of many people, but one #Nordic couple showed that love conquers all with a #Norway-#Sweden border wedding. My story for @BBCMonitoring https://t.co/Mmx2EZOz3h
— Ilgin Karlidag (@ilginkarl) July 21, 2020
ふたりのアイデアを友人、親戚らは熱心に応援した。そして挙式の日、スウェーデンとノルウェーの国境が接する森の中に一方の側に新郎の、もう一方の側に新婦の近親者らがずらりと勢ぞろいした。国境は白いリボンを張って表され、国境侵犯者を監督するために警官2人も現場に駆け付けた。
新郎新婦は「私たちは単に結婚したかったんです」と言っているが、新婦のカミラさんは「愛はすべての困難を乗り越えます」と付け加えている。とはいえ、国境は閉鎖されたままなので、挙式後は双方とも手を振って、家路についた。
Pair got married in the wilderness on the Norwegian-Swedish border due to covid travel restrictions, Swedish groom's family on the other side of the border.https://t.co/BYaNeGY2je pic.twitter.com/60sfavFPe6
— Nordic News (@Nordic_News) July 12, 2020
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