オンラインで行われた会議で、韓国移民のスク・キムさんが自身の人種差別の経験を語り、バイデン氏にも意見を求めた。キムさんはトランプ大統領がCOVID-19を「中国ウイルス」と呼ぶことにも不安を感じていると語った。
バイデン氏は「彼(トランプ氏)が肌の色や出身で人への態度を変えているのは、極めて不快」と発言した。
バイデン氏はまた、歴代大統領のうち、誰一人としてこのようなことはなかったと強調。バイデン氏によると、トランプ氏は人を対立させ、国や人の距離を縮めるのではなく引き離しているという。
これまで大統領候補者には人種差別主義者もいたが、結果的に選ばれることはなかった、とも語った。
米国大統領選挙は11月3日に実施予定。「フォックス・ニュース」テレビによると、最新情報では調査回答者の49%が前副大統領のバイデン氏に投票するという。トランプ氏の再選を支持したのは回答者の41%。残る10%は現時点でどうするかは決めていないという。また無所属候補としてラッパーのカニエ・ウェスト氏も参戦を表明している。