米女子バスケWNBA 選手らが抗議の印に国歌斉唱の最中にコートを離れる

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米女子プロバスケットボール・リーグ(WNBA)の「ニューク・リバティ」と「シアトル・ストーム」の選手らは人種差別に対する抗議を表現し、米国の国歌斉唱の最中にコートを離れた。しばらくした後、女子選手らは再びコートに戻ってくると、今年3月に無実の罪で警官に射殺されたアフリカ系米国人女性救急救命士のブレオナ・テイラーさんの冥福を祈り、26秒間の黙祷を捧げた。スポーツ専門チャンネル「ディズニー・メディア・ネットワーク(ESPN)」が報じた。

試合前にレイシア・クラレドン、ブリアンナ・スチュアート両選手は声明を表し、新シーズンは殺害されたブレオナ・タイラーさんとブラック・ライヴズ・マター(Black Lives Matter、BLM)運動に捧げることを明らかにしていた。試合は87対71で「シアトル・ストーム」が勝利した。同様の抗議アクションはシーズン開始の第2戦「ロサンゼルス・スパークス」VS「フェニックス・マーキュリー」戦でも繰り返され、選手らは国歌斉唱の前にコートを出た。

​米国ではアフリカ系米国人のジョージ・フロイドさんが警察の暴力で殺害された後、人種差別に抗議するBLM運動が全国に広がった。様々な種目のスポーツでは、この運動に対する連帯の印として選手らが片膝をつくポーズを示している。

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