製薬実験には3万人のボランティアが協力する。報道によれば、このワクチンのプロトタイプは米国国立衛生研究所がバイオテクノロジー企業モデルナと協力して開発を行った。
研究の要は、ボランティアらが本物のワクチンを投与されたのかプラシーボなのか分からないところにある。投与が2回行われた後、研究者らは、通常の生活の中でボランティアのどのグループがより発病するかについて特別注視を行う。
報道では、8月にオックスフォード大学のワクチン研究の最終段階がスタートし、9月には米製薬企業ジョンソン・アンド・ジョンソン社がワクチンのテストを始める予定。さらに10月には米ノヴァヴァックス社も実施する。
AP通信によれば、すべての研究が予定を終えた場合、数ヶ月後にはモデルナ社とオックスフォード大学の研究結果が明らかになる。