火星の大気圏で生命体の証となりうる存在が発見
2020年7月28日, 13:02 (更新: 2022年4月27日, 22:48)

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欧州火星探査衛星トレース・ガス・オービター(TGO)に積載されたロシアの分光複合体「ACS」が、火星に炭素ガスとオゾンを吸収する線の存在を明らかにした。この線は今まで地球からも宇宙からも一度も確認されたことはない。こうした線は火星の大気圏にメタンが存在する可能性を示唆するものとして注目されている。調査結果は天文学と天文物理学誌に掲載されている。