カナダ 亡き母の声を録音のクマのぬいぐるみが持ち主に返される

© 写真 : Twitter account of Mara Sorianoクマのぬいぐるみ
クマのぬいぐるみ - Sputnik 日本
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亡き母の声を録音したクマのぬいぐるみを盗まれたカナダの女性の元に、クマが戻された。グローバルニュースが報じた。

クマを盗まれたバンクーバー在住のマラ・ソリアノさん(28)は7月28日、知らない人からクマのぬいぐるみを返すという手紙を受け取った。クマの捜索にはスターたちも加わり、5000ドルの報奨金まで約束していることから、マラさんは最初、この手紙に警戒した。ところがやってきた2人組の男性はマラさんにクマを渡して去っていった。マラさんの話によれば、この2人は窃盗に関与はしていない。

​「信じられなかった。クマはハンカチに包まれていました。包みが開けられた瞬間、膝ががくがくして…。しばらくの間、何も見えませんでした。涙がいっぱいで。私は包みが完全に開けられる前にクマをひっつかむと、強く抱きしめました。自分の目が信じられなかったです。」

​マラさんは数日前にクマの入ったリュックをひったくられた。クマには昨年ガンで53歳の若さで死んだ母の声が録音されていた。どうしてもクマを返して欲しいと願うマラさんの話は、CBSテレビのデボラ・ゴブル記者がルポルタージュにしたことから万人に知られるところとなり、多くのスターたちも支援を申し出た。俳優のライアン・レイノルズも捜索に支援し、クマを見つけ、マラさんのもと届けた人には5000ドルを支払うと約束していた。

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