聯合ニュースによると、韓国の軍事関係者も北朝鮮メディアもミサイル実験については発表しておらず、これまで報道されていなかったという。情報筋によると「艦対艦」ミサイルは東海海上で7月6日に戦艦から発射され、飛距離は100キロメートル未満だったとされる。
ミサイルの詳細については不明だが、北朝鮮ですでに実験済みのものだという。同国が誘導型対艦ミサイルを初めて開発・実験したのは2015年2月。一部メディアは、ソ連対艦ミサイルKh-35と同型だと伝えている。
聯合ニュースは、弾道ミサイル発射については直ちに発表されるが、巡航ミサイル実験は制裁で禁止されておらず、通常の訓練の一環で実施されたため、特に発表されなかったと指摘している。
韓国国防部(国防省)によると、北朝鮮の夏季軍事演習は7月初旬頃に開始し、現在も続いているという。