女性は深夜1時に病院に駆け込んだ。女性は脂っぽい食事を多く摂ったため、フォークを使って嘔吐しようとしたところ、手からフォークが滑り落ちたと説明。レントゲン写真により確認された。
フォークは内視鏡では取り出すことができなかったが、胃に落ちたため、緊急手術を行うことになった。手術時間は35分で、外科医のタレフ・ユシフォフ医師によると、フォークの先鋭部分が胃の壁を損傷しておらず、患者は幸運だったという。最悪の場合は腹膜炎や消化管出血につながる可能性もあった。同医師は、女性の胃からフォークを取り出したのは初体験だったと語った。通常、刑務所などで受刑者によくあるケースだという。
6月にも似たような事件があった。モスクワ在住の女性(22)が喉に詰まったソーセージを押し込もうと、歯ブラシを飲み込んでしまった。女性は家族で夕食をとっていたところ、ソーセージが詰まり、何とか動かそうと考えた。歯ブラシがソーセージを捉えた瞬間、女性は意図せず息を吸ったため、ソーセージと歯ブラシが一緒に飲み込まれたという。歯ブラシは1時間以内に内視鏡を使って取り出された。
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