新型コロナウイルスのパンデミックに関連して導入された「自由への規制」措置に反対する抗議のため、ベルリンのデモには約2万人が集まった。企業家のマイケル・ボールウェッグ氏の呼びかけに呼応し、デモ参加者らは集った。多くの参加者らは手に「マスクはいらない!」のプラカードを掲げ、参加者はいずれも感染予防措置を取らずに抗議活動を行っていた模様。
This was the scene in Berlin, where an estimated 17,000 people defied social-distancing and mask requirements to join a protest supported by neo-Nazi groups, conspiracy theorists and others who said they were fed up with the restrictions.
— The New York Times (@nytimes) August 1, 2020
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報道によれば、抗議参加者らは、「考えろ!」「マスクは不要!」と書かれたプラカードを掲げたほか、政府が彼らの自由を奪ったと主張していた。
警察は参加者の多くが感染予防措置を取っていないことを理由に集会の中止を要求したものの、参加者らはその要求には応じなかったという。夕方になっても参加者らが散会する気配を見せなかったことから、警察は命令に従わなかったとして参加者らを拘束した。この抗議活動にはおよそ1100人の警官が動員された。
ドイツで実施されている感染拡大防止対策には、店内でのマスク着用とハイリスク地域から戻った国民へのPCR検査義務が含まれている。
市民の多くは規制措置を守っているものの、これらの規制が民主主義の価値観を損なうと主張する人たちも存在する。
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