米国 超音速旅客機の開発本格化へ

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米宇宙旅行企業「ヴァージン・ギャラクティック(Virgin Galactic )」は、超音速旅客機の設計第1段階を開始し、ロールスロイス社とのエンジン開発に関する提携覚書に調印した。

同社公式サイトでは、同社は「超音速を実現する新世代航空機」の開発に大きな一歩を踏み出したと報告。

開発にあたり「第一に乗客の快適性と環境規定の順守を考える」という。

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ニュースサイト Space.comによると、超音速旅客機はデルタウィング(三角形の翼)を持ち、音速の3倍の速度で飛行、また飛行高度は1万8300メートルを想定している。

また米航空機製造開発企業「ブーム・テクノロジー(Boom Technology)」は2017年からヴァージン・ギャラクティック社と共同で超音速実証機「XB-1」の開発に取り組んでいる。お披露目は2020年10月7日に予定されている。

超音速旅客機については、米スパイク・エアロスペース(Spike Aerospace)も開発プロジェクトを進めており、米ロッキード・マーチン(Lockheed Martin)もNASAと共同で低騒音で音速を超える航空機の開発を行っている。

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