ナーマ氏によると、レバノンは食糧安全保障のために少なくとも3か月分の備蓄を必要とするため、現在当局が代わりとなる貯蔵施設を探している。
輸入業者連合のアフマド・ハティト会長は、爆発当時ベイルートの穀物庫には1万5000トン以上の小麦が保管されていたと語った。
ナーマ経済・貿易相はサイト「LBCIニュース」のインタビューで、穀物庫は破壊されたがレバノンが食糧危機に直面することはないと強調した。
5日、爆発の処理活動を支援するため、ロシア非常事態省がベイルートに航空機5機を派遣することがわかった。特別機は移動式診療所、医師、救助隊をベイルートへ輸送する。
4日、ベイルートの港で大規模な爆発が発生し、その際に生じた爆風が街を襲った。最新情報によると、100人以上が死亡した。爆発の影響からたくさんの建物が壊れ、窓ガラスが割れる事態となった。爆発原因についてはまだ公式な発表はない。5日には国内で哀悼の意が表されることとなった。