動画でブリトニーさんは黒いスポーツブラに、へそ出しルック、緑のショートパンツ姿で踊っている。さらに髪はゆるいカールに、目元は濃いスモーキーなアイメイク。
この動画を見たフォロワーは、ブリトニーさんのダンスやメイク、ファッションに困惑。動画のコメント欄には「大丈夫?心配だわ」、「様子が変。おかしい」、「本当に助けは必要ないの?」と書き込まれている。
ブリトニーさんは以前も、本人が創作した奇妙なダンスを踊る動画をインスタグラムに投稿していた。
ブリトニーに何があった?
ネット上では、ブリトニーさんは音楽キャリア初期に両親やプロデューサーから強いプレッシャーを受けていたと語られている。ファンは、その証拠としてブリトニーさんのシングル『オーヴァープロテクテッド (Overprotected)』、アルバム『サーカス (Circus)』、彼女が檻や鎖に繋がれているミュージックビデオ、コンサート映像や写真を取り上げている。
ブリトニーさんは2007年、辛い時期を過ごすことになる。裁判所はブリトニーさんの後見人として彼女の両親を選任。一方、ブリトニーさんはリハビリセンターに数回入院した。さらに彼女は当時、頭を剃るという「丸刈り事件」も起こした。
最近までブリトニーさんの父親が、ブリトニーさんの仕事や彼女を管理していた。それまでブリトニーさんは父親の了承なしに書類にサインしたり、大きな買い物をしたり、結婚、子供を持つことができなかった。さらに、歌手としての仕事や財産をほとんど手にできなかったという。
ブリトニーさんは2019年4月、メンタルケア施設に再入院。ファンはブリトニーさんが強制的に施設に拘束されたと受け止め、ネット上で「#FreeBritney(ブリトニーを解放せよ)」のハッシュタグを使い始めた。
その年の9月、ブリトニーさんの父親は後見人を放棄。現在は彼女のマネージャーが後見人を務めている。
そして2020年夏、ブリトニーさんの近況にファンの不安が高まった。いとこのアリー・シムズさんが、ファンアカウントに投稿されたブリトニーさんの動画や写真に「ブリトニーは今も昔も檻の中。自由がない」とのコメントを残したためだ。
ブリトニーさんのSNSは、ファンにとって悩みの種となっている。2019年春以降、ブリトニーさんは写真や動画をたくさん公開しているが、疑問を投げかけるようなものが多い。
例えば、ブリトニーさんが投稿した写真は、まるで彼女が助けを求めているかのように見える。
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「助けが必要なら、次の動画では黄色い服を着て」
心配したファンは、ブリトニーさんが誰かにコントロールされている時は、それとわかる色の服を着るようにとのコメントを残した。
そしてブリトニーさんは次の動画で、黄色いトップスを着て踊っている。
もちろんこの行動はネット上で憶測をよんだが、偶然のタイミングで起きたのか、スピアーズさん本人が助けを求めたくてしたのか、誰にもわからない。