香港を拠点とするゴールド取引「J Rotbart & Co」社のジョシュア・ロットバート社長によると、この12カ月間で民間セクターの投資家らは金準備の10%相当を香港からシンガポールやスイスなどに移したという。
中国「香港国家安全法」で増える 富裕層によるゴールド国外逃避
© Depositphotos.com / Dmitry Rukhlenko金(アーカイブ写真)
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フィナンシャル・タイムズ紙は、中国が香港に対する国家安全維持法を導入したことから、富裕層が香港から金(ゴールド)を国外に移すケースが増えていると指摘。この傾向は反政府デモが活発化した昨年から見られていたが、今年7月に「国家安全法」が採択されたことにより一層強まっている。