7月26日、中国からシンガポール経由でブラジルに向かう貨物船「WAKASHIO」がインド洋の島国モーリシャスの沖合で座礁した。
商船三井は7日、救助作業中の6日に貨物船から燃料油が流出したことが確認されたと発表した。商船三井は「関係当局と連携し、早期の事態解決に向けて全力で取り組む」とコメントしている。
米衛星会社「マクサー・テクノロジーズ」が撮影した衛星画像によると、流出がモーリシャスの自然への深刻な被害を与えている。
New #satellite images of MV #Wakashio that ran aground off the coast of #Mauritius. The ship hit reefs near Pointe d’Esny on July 25. On today’s (Aug 7th) imagery, the ship is leaking a considerable amount of oil into the ocean & the oil slick is drifting northwest to the shore. pic.twitter.com/YZRJ1Cx35t
— Maxar Technologies (@Maxar) August 7, 2020
報道によると、モーリシャス政府は国連に対して要員派遣など緊急支援を求めた。
これより前、ノリリスクの「ノルニッケル」社の第3火力発電所ではディーゼル燃料タンクの流出事故が起きていた。計20,000立方メートルのディーゼル燃料が流出、事故による被害者はいなかった。
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