レバノン首都ベイルート デモ参加者に警察が催涙ガス

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ベイルート - Sputnik 日本
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レバノン首都ベイルートの港湾地区で8月4日に発生した大規模爆発により158人が死亡、6000人以上が負傷した。現政権の対応に問題があるとして、市民は街に出て抗議を表明。その動きを鎮圧するため、警察は催涙ガスを使用した。ロイター通信が伝えている。

警察は反政府デモ参加者に催涙ガスを使用した。デモ参加者はバリケードを突破し、首都ベイルート中心部の国会建物を目指していた。

デモ参加者は「国民は政権崩壊を望んでいる」と叫び、「立ち去れ、お前たちは皆殺人者だ」と書かれたプラカードを掲げた。

参加者のある女性は「私たちは誇らしい未来を望んでいる。この爆発の犠牲者の血が無駄に流れるようなことはあって欲しくない」とコメントした。


4日、ベイルートの港で大規模な爆発が発生し、その際に生じた爆風が街を襲った。最新情報によると、150人以上が死亡した。爆発の影響からたくさんの建物が壊れ、窓ガラスが割れる事態となった。爆発原因についてはまだ公式な発表はない。5日には国内で哀悼の意が表されることとなった。

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