エスパー氏によると、米軍をドイツからイタリアおよびベルギーへ部分的に再配置するというトランプ大統領の決定は、進行中のプロセスを加速させたにすぎないという。
エスパー氏は米軍の再配置について、ロシアに対する抑止とNATO(北大西洋条約機構)の強化が目的だと語った。
同氏はまた、米国のNATO主要同盟国は、ドイツに駐留する米軍削減に関するトランプ大統領の決定を肯定的に評価したという。
エスパー氏は、ドイツには十分に大規模な兵力が残ると指摘し、最終的に米国は多くの兵士をさらに東へ、さらにロシアの近くへと移動させ、米国はNATO東方における軍事力増強の努力を続けると述べた。