埼玉県の吉川署は5日、行方不明の女子高生を監禁した疑いで後藤弘泰容疑者(44)を逮捕した。
「拘束され逃げられない」女子高校生、ゲーム機使い通報https://t.co/guFlXrOfW7
— 朝日新聞名古屋編集局 (@asahi_nagoya) August 6, 2020
SNSで知りあった埼玉県内の高校に通う女子生徒を自宅に監禁したとして、県警吉川署は5日、横浜市鶴見区生麦4丁目の会社経営、後藤弘泰容疑者(44)を逮捕監禁容疑で現行犯逮捕し、発表した。
その女子高生が行方不明になったのは7月4日。同署によると、女子高生は同容疑者に携帯電話を取り上げられていたが8月5日夕方、インターネットにつながるゲーム機を使い、警察に通報。警察が駆けつけた際、女子高生はワイヤーロープで鉄パイプに拘束されていた。
女子高生が通報に利用したのは、埼玉県警察の「メール110番」。耳や言葉が不自由な人がウェブサイト上で位置や事件の内容を伝える緊急通報システム。
このニュースは、監禁されていた10代の女性が通報にゲーム機を利用するという最もありそうにない方法で助けを呼んだとして、英ユニラッドの他に米ヴァイス、ロシアメディア「Lenta.ru」など多くの欧米メディアで取り上げられている。