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消失したと思われていたソマリハネジネズミ 50年ぶりに発見
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研究者らは、50年以上前に消失したとされていたソマリハネジネズミの個体を数匹確認した。最後に目撃されたのは1968年のアフリカのジブチで、研究チームがフィールドワークを行なっている最中のことだった。今回の発見報告は、科学誌「PeerJ」に掲載されている。 2020年8月20日, Sputnik 日本
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消失したと思われていたソマリハネジネズミ 50年ぶりに発見
2020年8月20日, 17:05 (更新: 2020年8月20日, 17:06) 研究者らは、50年以上前に消失したとされていたソマリハネジネズミの個体を数匹確認した。最後に目撃されたのは1968年のアフリカのジブチで、研究チームがフィールドワークを行なっている最中のことだった。今回の発見報告は、科学誌「PeerJ」に掲載されている。
ソマリハネジネズミは、ハネジネズミに属する小型哺乳動物。別名ゾウトガリネズミ、あるいはソマリアセンギとしても知られている。
ソマリハネジネズミは最大時速30キロで走り、ゾウのような鼻でアリを吸い込むことができる。この動物は、野生生物保護団体「グローバル・ワイルドライフ・コンサベーション」が作成したリスト「25大最重要探索対象消失種」に含まれていた。
研究者らは2019年、消失したソマリハネジネズミを探索する遠征調査を実施。
その調査に参加したのは、米デューク大学のスティーブン・ヘリテージ氏、ジブチ自然協会のフセイン・ラヤレ氏。調査チームがソマリハネジネズミが生息するとみられる場所に1000個以上のわなを仕掛けたところ、個体12匹を確認。調査チームはソマリハネジネズミの写真と映像を初めて撮影した。