保健省によれば、イタリアでは24時間の間に1071人の新規感染者数が確認された。新規感染者が1000人を超えるのは5月12日以来初めて。前日の新規感染者数は947人だった。
これで国内の感染者は25万8136人に達し、そのうち3万5430人が死亡している。すでに20万人以上が感染から回復、現時点では924人が病院で治療を受けており、重症患者はそのうち64人と報告されている。
保健省によれば、新規感染者の平均年齢は徐々に低下しており、先週の時点で新たに感染が確認された国民の平均年齢は30歳で、感染者の多くは無症状だという。
そのため、病院が感染者であふれかえるなどの医療崩壊には至っていない模様。ただし、今後はこうした無症状の感染者から高齢者へと感染が拡大し、医療崩壊を招く可能性が指摘されている。
© Sputnik / Savitskaya Kristina経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
経緯:新型肺炎はどのように流行するのか
© Sputnik / Savitskaya Kristina