同国ウェリントン市の現物市場は、 26日現地時間の午前11時24分に取引の停止を余儀なくされた 。復旧したのは同日の午後3時だった。
同市場では前日の25日にも分散型サービス妨害(DDoS)と呼ばれるサイバー攻撃を受け、取引が一時停止していた。取引所を運営するNZXによると、海外からの攻撃であることが分かっている。
同国の資産運用会社「ハーバー・アセット・マネジメント」のシェーン・ソーリー氏は「NZXはニュージーランドの金融システムの重要な一部。NZXは障害を解決するために努力しているが、もし障害が続くようであれば心配だ」と述べている。
NZXはシステム障害の原因を調査しており、詳細がわかり次第発表すると報告している。