報道によると、26日、事故現場から北に十数キロ離れたグランドセイブルなどの海岸周辺でイルカ17頭が死んでいるのが見つかった。複数のイルカの口元に油が付いていたとの報道もあった。
Dying/dead dolphins washed ashore in #Mauritius following the #MauritiusOilSpill. 14 so far. They are being transported by a government vehicle without any consideration. (RM being the official registration number for government-operated vehicle). @NishDegLse @cnn @BBCWorld pic.twitter.com/1IzLvbXyVu
— pitioupatow (@Maxwell_005) August 26, 2020
一方、モーリシャス当局は同日、初期の調査の結果、事故との関連はないと発表した。
Dead dolphins have washed up on shore in Mauritius after a Japanese ship ran aground last month, spewing more than 1,000 tonnes of oil into pristine waters that are home to endangered species pic.twitter.com/VWOza6oNee
— AFP news agency (@AFP) August 26, 2020
商船三井は16日、7月末にインド洋の島国モーリシャス沖で座礁した日本の商船三井が運航する貨物船「WAKASHIO」の船体が現地時間8月15日14時に2つに分断したことが確認されたと発表した。25日、WAKASHIOの2つに割れた船体前方部分をモーリシャス当局が指定した海域に沈めて投棄する作業が完了した。
日本政府は17日、現地で環境分野の支援活動を行うため国際緊急援助隊の2次隊を派遣すると発表していた。
モーリシャスの環境保護団体「モーリシャス野生生物基金」は、自然環境の回復には数十年かかる可能性があるとの危機感を示している。
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