これより前、ハリケーン「ローラ」の勢力は、5段階式の評価で最も危険から1段階低い「カテゴリー4」に達したと発表されている。NHCの調べでは、ルイジアナ州の数か所の地域で「カタストロフィー的な嵐の大波、暴風、洪水」が起きており、最大瞬間風速は秒速66.6メートルに達している。
ポータル Poweroutage.comはテキサス、ルイジアナ両州にいる19万人以上のユーザーの家屋が停電状態と報じている。専門家らはすでに「カタストロフィー的大被害」になると予見しており、50万人以上の市民が緊急に避難した。
SNS上にはハリケーンの様子を映した動画が現れ始めており、倒壊した家屋や転覆した乗用車が映し出されている。
UPDATE: Conditions deteriorating rapidly in Lake Charles with winds gusting over 70 mph. DEPLOYED infrasound sensor of @ChasinSpin to measure the heartbeat of #HurricaneLaura pic.twitter.com/6DnxJqa86B
— Reed Timmer (@ReedTimmerAccu) August 27, 2020
Moments ago in Lake Charles, LA ... 😳 #HurricaneLaura pic.twitter.com/ft7Db6C2l3
— Brennan Prill ⚡︎ (@WxBrenn) August 27, 2020
これより前、NASAのクリストファー・キャシディ飛行士は自身のツィッターに国際宇宙ステーションから写したハリケーン「ローラ」の写真を掲載している。
Views of Hurricane Laura taken from @Space_Station today. Stay safe everyone. pic.twitter.com/KwVvRLA15m
— Chris Cassidy (@Astro_SEAL) August 26, 2020
熱帯性低気圧は風速が時速62キロ(秒速17.2メートル)に達した時点で命名される。瞬間最大風速が時速120キロ(秒速33.3メートル)以上になると、5段階式のサファ・シンプソン・ハリケーン・ウィンド・スケールのカテゴリー1と認定される。時速150キロ(秒速41.6メートル)でカテゴリー2、時速180キロで(秒速50カテゴリー3、時速210キロでカテゴリー4。最も危険なカテゴリー5は風速が時速250キロ以上(秒速69メートル超)。
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