米国を直撃したハリケーン「ローラ」で6人が犠牲 化学工場では火災発生【動画】

© AFP 2023 / Jewel Samadハリケーン 【アーカイブ】
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ハリケーン「ローラ」が米ルイジアナ州を直撃し、6人が死亡したほか、州内の化学工場で薬品の流出を伴う火災が発生した。州政府による発表をもとに現地のWAFB9テレビが報じた。

先に米国立ハリケーンセンター (NHC)は、ハリケーン「ローラ」が最大限危険なカテゴリーに達した状態で米国に上陸したと発表していた。
NHCの調べでは、ルイジアナ州の数か所の地域で「カタストロフィー的な嵐の大波、暴風、洪水」が発生し、最大瞬間風速は秒速66.6メートルに達した。

​ルイジアナ州では民家に木が倒れ、中にいた14歳の少女が死亡した。そのほか、倒木により州内で5人が死亡した。

また、ハリケーンによりルイジアナ州ウェストレイク市にある化学工場「バイオラボ」(BioLab)で塩素が流失する事故が発生した。警察は近隣の住民に対し、自宅に留まるよう呼び掛けている。

​ハリケーン「ローラ」は5段階式の評価で最も危険が高い「カテゴリー5」から1段階低い「カテゴリー4」の状態で上陸した。時速240キロの猛スピードで移動し、ルイジアナ州を直撃した。同州を通過後、ハリケーンはその勢力を「カテゴリー2」まで弱めた。

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