先に米国立ハリケーンセンター (NHC)は、ハリケーン「ローラ」が最大限危険なカテゴリーに達した状態で米国に上陸したと発表していた。
NHCの調べでは、ルイジアナ州の数か所の地域で「カタストロフィー的な嵐の大波、暴風、洪水」が発生し、最大瞬間風速は秒速66.6メートルに達した。
Yes, Hurricane Laura really did tear down a Confederate statue, you can RT that one freely https://t.co/lqljlca8V0
— Jane Lytvynenko (@JaneLytv) August 27, 2020
ルイジアナ州では民家に木が倒れ、中にいた14歳の少女が死亡した。そのほか、倒木により州内で5人が死亡した。
また、ハリケーンによりルイジアナ州ウェストレイク市にある化学工場「バイオラボ」(BioLab)で塩素が流失する事故が発生した。警察は近隣の住民に対し、自宅に留まるよう呼び掛けている。
A chemical fire erupted at a manufacturing plant in Westlake, Louisiana, in the wake of #HurricaneLaura. Officials warned residents to stay inside, close their doors and turn off air conditioning, describing the fire as "a hazardous material incident." https://t.co/kpb77BuqIP pic.twitter.com/5tIWDDdYpX
— ABC News (@ABC) August 27, 2020
ハリケーン「ローラ」は5段階式の評価で最も危険が高い「カテゴリー5」から1段階低い「カテゴリー4」の状態で上陸した。時速240キロの猛スピードで移動し、ルイジアナ州を直撃した。同州を通過後、ハリケーンはその勢力を「カテゴリー2」まで弱めた。