大会広報によると、大坂選手は太もも裏を負傷。決勝ではベラルーシのビクトリア・アザレンコ選手と対戦する予定だった。
大坂選手は、棄権を大変残念なことだと語り、前日の第2セットタイブレイクで左ハムストリングを負傷、一晩で回復しなかったと説明した。
大坂選手はこれより前、米ウィスコンシン州で黒人男性ジェイコブ・ブレイクさんが警官に背後から銃撃されたことを受け、抗議の印として準決勝を棄権すると発表。WTA(女子テニス協会)およびUSTA(全米テニス協会)との話合いの結果、棄権を撤回し最後まで出場することとなった。大会運営側は準決勝予定日を1日延期するなど対応した。
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