中国は、国境での事件に関連しインドを非難し、自国領土の主権を守るため必要なあらゆる措置を講ずると表明した。
表明によれば、事件は8月31日に発生し、その際、インド軍が「再び違法にパンゴン湖右岸の境界線を越えて侵入」したとする。
インド国防省は、この間、国境沿いのラダック地域で中国軍との間で新たな衝突が発生したと発表している。負傷者に関しては明らかにされていない。
国境周辺の状況
ラダックの国境周辺地区の状況は、5月初めに国境のある地区で250人規模で中国軍とインド軍が数回交戦した後、緊張が高まった。両軍で100人超が負傷した。
インド宇宙研究機関の情報によれば、6月、中国はラダックの国境地帯に装甲車を配備し、部隊を増強していた。インドもまたこの地域に追加的に4大隊を派遣した。
インドは、中国軍はラダックとシッキムにある実際に2国を管理する国境線に沿った通常のパトロールを妨害していると主張した。一方、中国政府は、両国軍の緊張増加は、インド兵の中国領内への侵入によって引き起こされたと強調している。
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