タラソワコーチは「もし第1チェンネルとザギトワが合意するのなら、私はアリーナの決定を歓迎します。この番組は最高のプロジェクトですよ!ロシア人はこの番組が大好きで、大人気なのですから」と述べ、この番組の放送開始後、ロシアのフィギュアスケートのレベルが向上したと語った。
さらにタラソワ氏は、ザギトワ選手は「アイスリンクで滑ることではなく、司会者として自分自身を試してみようとしている」と指摘した。
第1チェンネル制作の「アイスエイジ」は、毎週放送されるアイスショー番組。この番組は、スポーツ選手、バレエダンサー、劇場や映画で活動する役者、テレビスターが氷上でパフォーマンスするというもの。これと似たような番組としてテレビ局「ロシア1」の「アイスダンス」が存在する。
Sport24とスポルト・エクスプレスが引用し報じたところによると、ザギトワ選手は「アイスエイジ」の第7シーズンの司会者を務める予定。マスコミによると、ザギトワ選手と第1チャンネルは出演交渉を長期間行ってきた。ザギトワ選手は当初、同番組の冬場の出演を断っていたが、最終的にはテレビを選び、番組への出演を決定したという。同番組の司会はザギトワ選手の他に、五輪金メダリストのアレクセイ・ヤグディン氏も務める。
ザギトワ選手は9月、ロシア国民経済行政アカデミー(RANEPA)のジャーナリズム学部に入学した。