米原子力規制委員会 商業用の小型モジュール炉建設を初めて承認

© 写真 : NuScale Power/twitterNuScale
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米原子力規制委員会は、商業用の小型モジュール炉(SMR)建設を同国で初めて承認した。AP通信が伝えている。

この小型モジュール炉は、米ポートランドを拠点とする「ニュースケール・パワー」社が設計したもの。ユタ・アソシエイテッド・ミュニシパル・パワー・システムズ社が、米エネルギー省が管轄するアイダホ州東部の土地にその原子炉を建設する予定。

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同州には小型モジュール炉が12基建設される予定。 2029年に最初の原子炉が、2030年に残りの原子炉が建設されるという。

ニュースケール社のジョン・ホプキンス会長兼最高経営責任者(CEO)は、「小型モジュール炉の建設承認は、ニュースケールのみならず、米国の原子力部門全体とそれに続く最先端の原子力技術にとっても画期的な出来事だ」と述べている。

ホプキンス氏はさらに、この小型原子炉は約60メガワットを発電でき、これは5万軒の家庭に電力を供給するのに十分な量であると指摘した。またこの原子炉には、自己冷却や自動シャットダウンなどの安全機能も備えているという。

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